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失敗がいっぱい

July 4, 2016

 

藝術、制作には失敗が当たり前についてくるもの。

むしろ失敗なしに仕上げる作品はない。

 

失敗があるから戦える。

 

吟味し、計画をする。

よし、これで行ける!とゴーサインを出して進めても、必ず一度は失敗する。

____

 

僕は作品に石膏を使うことが多い。

 

なぜかというと、石膏は中間素材(粘土から石膏に置き換え、その石膏を元にブロンズ鋳造をして完成させる)であり、

扱いやすく、でも壊れやすく、壊しやすく、でも中間をつなぐ役割を担っていて大事な素材という点が、

重力や形に抗っていて、

そんでもって『さァ!立て!』と責任を持たせらせているように見えて、素敵さを感じるからです。

 

この石膏は自立をさせるに当たって、まぁ簡単にピキッとヒビが入りやすい。

直立をさせる作品や、壁掛けの作品を作ることが多い僕は、

何千回とこの壁にぶち当たり続けている。

多分、賢く利口なやり方をすれば、こうゆう困難は簡単に回避できるだろうに。。。

 

でも、その制作過程に過ごした失敗と向き合った時間や痕跡、事実が大事で、

それに対してどう意味をもたせていくかが重要。

 

『あ~!また今回もやっちまった!!』

なんてことばっかり。

 

って今この文章を書いてて「毎度バカやってるな~」って思うけど(笑)、

そんな数々の失敗でさえ視点を変えれば、葛藤の痕跡として刻まれていく。

 

そりゃ、もともと粉末として買って来た素材を、

水を混ぜて、攪拌させて、盛っていくってな話なだけで、

それを自立させようなんて、無茶やってるな~とも思う(笑)

 

だから工程を組む時は、しっかりと失敗を加味してスケジュールを立てる。

そしたらその失敗も、闘っていく上で楽しい要素となり、

『トラブル来た~!!』

と高揚させてくれるかもしれません。

 

貴方の今日の失敗が、明日の素敵に繋がりますように。

藝術で「失敗」とライバルになって、新たな視点を。

 

 

 

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